- 指紋鑑定の費用はいくらかかりますか?
鑑定の費用に関する質問は大変多くいただき、皆様が気になるところかと思います。
弊社では鑑定の基本料金を設けて、なるべく追加料金が発生しない体制でやらせていただいております。〇 一般調査鑑定 176,000円
【裁判は考えていないが、指紋鑑定をして事実を調査したい場合の鑑定です】〇 精密鑑定 385,000円
【鑑定書を裁判に証拠として提出したい場合、おすすめしている鑑定です】〇 分析鑑定 440,000円
【指紋が一致するかどうかだけじゃなくて、いつ頃、どんな姿勢で、どのぐらいの力で指紋が付いたかなどを知りたい場合の鑑定です】
- 物に触ったら、指紋は絶対に残るのでしょうか?
絶対残るとは限りません。
人が物に触れば、痕跡は残ります。しかし、指紋を鑑定するには、しっかりと触っていて、ある程度きれいな指紋でないと鑑定できませんので、部分的な指紋や触るときに擦れてしまった指紋は鑑定できないのです。
つまり、触っていても、鮮明な指紋でなくてはいけません。
例えば、紙を持って読んだ時、紙に文字を書くために手で押さえている時、重たいものを強くつかんでいる時などは、指紋が残りやすいです。
- 指紋は本当に一人一人違うのですか?
本当に一人一人違います。
この事を専門用語で「万人不同」と呼んでいます。
また、あまり知られていませんが、同じ人の指紋でも1本1本がすべて違います。つまり、人は10個の異なる指紋を持っていることになります。
- 指紋はどのくらいの期間で消えてしまうのですか?
指紋が残っている期間は、付着している物件と保存環境によって大きく変わります。
ガラス、プラスチック、ビニール、金属などは2~3ヶ月で指紋が消えてしまいます。また、屋外ですと、乾燥や直射日光による紫外線の影響で2~3週間で消えてしまいます。
さらに、雨に濡れてしまったりすると、すぐに消えてしまいます。
逆に紙類は、十年もの間、指紋が消えずに検出することができます。しかし、これも直射日光のあたる場所やカビの生えるような湿気の多い場所ですと、おおよそ1~2年で消えてしまいます。
- どんなものから、指紋はとれるのでしょうか?
指紋が採れる物件は、ガラス、プラスチック、ビニール、紙類、金属、テープ類など様々のものからとれます。反対に、指紋がとれないものは布類、革製品などです。
また、素材に関係なく、表面に凹凸のあるものからは、指紋線が途切れてしまうので指紋をとることは難しいです。