よくあるご質問

文書から指紋を検出した場合、文書にシミができたり、インクが滲んだりしますか?

検出後の用紙には、検出試薬による反応色が残ることはあります。
また、ボールペンで書かれた文字がある場合は、若干ながら画線が滲む場合がございますが、文字が読めなくなったりする事はございません。

自分が押した覚えのない借用書の拇印を鑑定できますか?

鑑定可能です。
この場合の鑑定の進め方は、弊社から指紋押捺専用のスタンプと用紙を貸し出しいたしますので、ご本人の左右10本の指を押捺していただき、借用書の指紋と照合致します。
その結果、ご本人の指紋か否かを判断いたします。

ポストに入らないの大きさの物件は、どのように送ればいいですか?

物件は、擦れてしまうと指紋が破壊されてしまう恐れがあります。大きい物はビニール袋に入れていただき、丸めた新聞紙などで動かないようにして、段ボール等で梱包していただければ大丈夫です。

大きい引き出しの取っ手から指紋を検出したいのですが、依頼できますか?

遠方などで直接弊社へお持ち込みいただけない場合は、大きい物件でも、宅急便等で送っていただければ対応可能です。
また、引き出しの取り外しが出来ない場合は、我々が現場へお伺いし、その場で検出をいたします。

筆跡鑑定は、どの程度の証拠能力がありますか?

筆跡鑑定は主に民事裁判で利用されます。
筆跡鑑定が提出されたら、その鑑定書が証拠として採用され、判決が下されます。
しかし、鑑定書の内容が主観的で判断基準が曖昧なものは、相手方の弁護士さんから反論されてしまいます。
また、相手方からも筆跡鑑定が提出されると、裁判官からも証拠として取り扱ってもらえない場合があります。
つまり、筆跡鑑定は民事裁判では十分に証拠能力がありますが、鑑定書の内容によっては採用されない事もあります。

では、証拠能力の高い鑑定書はどのようなものでしょう。

① 図や画像を多用していて、わかりやすいもの
② 鑑定の方法や判断基準がわかりやすいもの
③ 結論に至る理由が明確なもの

このような鑑定書が証拠として採用されます。
要するに、このような鑑定書を作れる鑑定人の実力が一番重要になります。

遠隔地からでも解読の依頼はできますか?

ご依頼いただけます。
解読サービスは、郵便やメールなどで資料の受け渡しができるので、全国どこでもご依頼が可能です。

手書き登記簿・戸籍の解読はどのぐらいの期間がかかりますか?

手書き登記簿・戸籍の解読は、ご依頼をいただいてから1週間で報告書をおまとめします。
また、お急ぎの場合は出来る限り早急に報告書をおまとめします。

遠隔地からでも鑑定依頼はできますか?

遠隔地からでも鑑定依頼はできます。
弊社は日本全国から依頼を受けて鑑定を行っており、鑑定物件の受け渡しはなどは郵送していただいております。
ただし、鑑定物件が郵送できない場合は、我々が現場へ出張し、鑑定を行う事もできます。

簡易筆跡鑑定とはどういうものですか?

簡易筆跡鑑定とは、自己納得用に簡潔に書かれた鑑定です。

他人に提示して意見を主張したり、裁判の証拠として使用することはできませんが、鑑定結果は正式鑑定と同じ工程で導き出された精度の高いものです。
ただし、裁判所へ正式な筆跡鑑定を上申する際の根拠資料にはお使いいただけます。

写真で撮った文字は鑑定できますか?

鑑定できます。
ただし、文字を真正面で撮った写真に限ります。なぜなら、斜めから撮った写真だと、文字が歪んでしまい、正確な文字の把握ができなくなってしまうからです。