指紋の4大原則

指紋にしかない代表的な4つの特性を説明します。このような特性を「指紋の4大原則」と言っています。

(1) 万人不同の原則

指紋は一人一人みんな違うという話は、よく耳にしますが、それを難し言い方をすると「万人不同の原則」と言います。これは、世界中のどこを探しても同じ指紋が存在しないし、遺伝もしないということです。 加えて、一人の人は左右合わせて10本の指をもっていますが、そのすべてが違う指紋なのです。 これを「万指不同」といいます。 しかし、この特性は、誰も確かめた人はいません。この事実は、解剖学によって裏付けられている事や様々な鑑定例の蓄積によって培われた、非常に確からしい推論なのです。

併せて、これらのことは地上にある生物でも指紋と同じようにオリジナルの模様があります。例えば、シマウマのしま全く 同じ模様が存在しないそうです。このように、不同性は、動物界や植物界をにも通じている原理とされています。
生物って不思議ですね!

 

(2) 終生不変の原則

人は、生まれもった指紋が一生変わることはありません。 でも、子供から大人へと成長すると共に指紋が大きくなりますが、これは、そのまま大きくなるので、指紋の模様事態が変わるわけではないのです。
これを「終生不変の原則」と言ってます。

 

(3) 均一走行の原則

指紋を何気なく見てみると、キレイなうずまきに見とれることはありませんか?
それはなぜかと言うと、指紋線と指紋線の間隔は、常に等しくなっていて、間が異常に広がったり、指紋線がものすごく太くなったりはしません。だから、ピシッと整備されていて、キレイに見えるのです。
これを「均一定行の原則」と言っています。また、この名称は弊社が命名して使用しているオリジナルの言葉です。

 

(4) 原型再生の原則

指の皮がむけてしまっても、しばらくすると再生する事は皆さん知っているかと思いますが、実は指紋も以前とまったく同じよう再生します。これを「原型再生の原則」と言っています。
もう少し詳しく解説しますと、表皮(皮膚の表面)がはがれたり、磨耗したりしても、その下の真皮(皮膚の内側)によって同じ紋様が自然に再生します。 しかし、真皮が傷つけられたり、破壊されると表皮は自然に回復することがが不可能となります。
この「原型再生の法則」も、また当社が命名したオリジナルな言葉です。