こんにちは!
齋藤鑑識証明研究所 代表の齋藤健吾でございます。
新年に関係者の皆様から多くの年賀状をいただき、ありがとうございました。
その中で特にうれしいお知らせがありましたので、ご紹介いたします。
年賀状を送ってくださったのは、村上さん(仮名)です。
この方は、一昨年に筆跡鑑定をご依頼いただいた方で、当時は高等裁判所に上告中でした。
第1審では、契約書が本物かどうか争いになり、相手方から偽物だとする筆跡鑑定が提出されましたが、反証をしなかったためにそれが認められて敗訴となってしまったそうです。
高等裁判所では、相手側の筆跡鑑定に反証したいとのことで依頼がありましたが、まずは、相手側に反証するかどうかよりも、契約書が本物かどうかの鑑定を行いました。
すると、当職の鑑定では第1審の鑑定結果とは違い、契約書は本物でした。
早速、村上さんに鑑定結果をお伝えして、鑑定書を作成しました。
加えて、村上さんはこれから「控訴審を戦うために信頼できる弁護士を紹介してほしい」とお願いされたので、当職の知っている優秀な弁護士先生をご紹介しました。
その後、1年以上をかけて控訴審を戦い続け、契約書が本物と認められ、村上さんは勝訴できました。
大変よろこんでいる村上さんを見て、いい仕事をしたと満足したことを憶えています。
そして、今年、「裁判ではお世話になりました」と書かれた年賀状をわざわざ送っていただき、依頼が終わったにもかかわらず、気にかけてくれていることにとても感動しました。
それと同時に、自分の仕事は人を幸せにできると再認識でき、ますます誇れるようになりました。
齋藤鑑識証明研究所
代表取締役 齋藤健吾