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指紋鑑定人は、“スナイパー”

 
私は、鑑定の仕事に携わってから今年で50年になります。


18歳で栃木県警鑑識課の指紋係に配属されてから
警察で29年間、
民間鑑定で21年間。
そして、これからも続きます。


よくも、まぁ、続いていると自分でも思います。
それでも「嫌だ」と思ったことは一度もありません。
理由は単純です。
面白いから好きなのです。
そのため、夜遅くなっても、連日休みなしでも苦にならないのです。


私の心は、常に“スナイパー”になりきっています。
犯人と遠く離れても一発でターゲットを突き止め、
犯人を特定し、
事実を確定させる、
ということにワクワクするのです。


そして、鑑定結果が得られたとき、
真っ先に依頼人にお伝えし、

「鑑定してよかった。」

と声の調子が変わるほど喜んでいただける瞬間がたまりません。


ですが、いつも必ず順調に行くとは限りません。
鑑定の合否の判断に迷うことはたくさんあります。
そういう時は、最大で3日間をかけて結論を出します。
決して、慌てて結論は急ぎません。

鑑定の結果によって、その方の人生を左右する答えになり、
私も鑑定生命がかかるので真剣です。


一晩、二晩と頭を休め、気分を切り替えると自然に納得いく答えが見えてくるのです。


                   齋藤鑑識証明研究所
                   取締役会長 齋藤 保