こんにちは!
齋藤鑑識証明研究所 代表の齋藤健吾でございます。
私は26歳の頃から宇都宮商工会議所青年部に所属しており、今年で11年目を迎えております。
宇都宮商工会議所青年部は宇都宮の18歳~49歳の経営者が、商工業の発展、若手経営者の交流と研鑽を目的とした団体です。わかりやすく言うならば、若手経営者の学習塾みたいな感じです。
私が24歳の時にリーマンショックが起こり、会社の売り上げは4割程落ち込んでしまいましたが、当時は経営の事が何も分かっていない若僧でしたので、ただ指をくわえて見ているしかありませんでした。
その後、26歳の時に東日本大震災が起こり、また売上の落ち込むのではないかと恐怖に思い、経営の勉強をしなければいけないと決心をして、宇都宮商工会議所青年部の門を叩きました。
入った当初は、先輩経営者が大勢いる中、自分の居場所をつくるのに必死でした。入会したのに幽霊会員になっては意味がないし、なにより、「自分はここで経営の勉強をするんだ」という思いが強かったです。
お会いする方々と片っ端から名刺交換をして、会合には全て参加しました。
そうしていると、いつの間にか周りの方々から認められるようになり、自分の居場所が出来ていました。
入会2年目になると、役員をなってくれないかと声をかけていただきました。経験のない事なので、不安な気持ちが少しありましたが、役員の経験が経営スキルを身につけるのに一番の近道ではないかと思い、期待に胸を膨らませながら役員を引き受けたのを今でも憶えています。
そんな気持ちで受けた役員ですが、最初は非常に大変でした。何をするにもルールがわからず、1つ1つ確認をしながらの作業でしたので、業務が思うように進まず、気がつくとやることが山積みでした。また、当然に仕事も今までどおりやっているので、頭がショートしそうでした。
しかし、その経験はおもしろかったです。人として、社会人としてのものの考え方などを先輩の経営者から教わり、経験を重ねる度にパズルのピースがはまっていく感覚でした。
「アイツは、あんなものか」と思われるのがいやで、一度受けた役割は、どんなに辛くても逃げませんでした。
また、仕事を理由にしたり、出来ないことをそのままにする人などを多く見てきましたが、そのような人は自然と居場所を無くしていくのを見ていましたので、そうなりたくないという気持ちも強かったです。
--------------------------
長くなりますので、前半はここまでにいたします!
後日、【後半】を公開いたしますので、もしよろしければご覧ください。
齋藤鑑識証明研究所
代表取締役 齋藤健吾