指紋鑑定の歴史

指紋鑑定は、様々な場面で活用されています。ここでは、どんな学者によって指紋の研究が進められてきたかをご紹介します。また、時代背景がイメージしやすいように、その年に日本ではどんな事があったかを合わせてご紹介します。

歴史年表

世界の流れ 日本の流れ
1684年 イギリスで「植物解剖学の父」と呼ばれるネヘミア・グルー博士とオランダの学者ゴバルト・ビドロー氏、イタリアの解剖学者、生理学者として有名なマルチェロ・マルピーギ博士によって指と手のひらの溝構造に関する論文発表や本の出版がおこなわれた。 【江戸時代5代将軍徳川綱吉】
江戸幕府大老・堀田正俊が江戸城内で暗殺される。
1788年 ドイツの解剖学者ヨハン・マイヤー氏によって指紋が個人の識別に有効だと発表された。 【江戸時代11代将軍徳川家斉】
天明の大火により京都の大半が焼失
1823年 ドイツの解剖学者ヤン・プルキニェ氏が触覚に関する論文の中で初めて指紋の分類をおこない、その後の指紋研究者の指針となる。 【江戸時代11代将軍徳川家斉】
勝海舟誕生
1853年 ドイツのゲオルク・フォン・マイスナー氏によって指紋と摩擦の関係について研究がおこなわれた。 【江戸時代13代将軍徳川家定】
ペリーら浦賀へ来航(黒船来航)
1880年 インドの官吏ウィリアム・ジェームス・ハーシェル氏がインド総督府に在籍中に世界で初めて指紋の採取をおこなった。イギリス人のヘンリー・フォールズ氏がイギリスの科学雑誌ネイチャーに、指紋に関する研究論文を発表した。 【明治時代】
君が代曲譜制定
1892年 フランシス・ゴルトンは指紋の分析と識別に関する詳細な統計モデルを公表 【明治時代】
第2次伊藤内閣成立
1897年 インドで初めて指紋を扱う部局が設置され、指紋が犯罪記録の管理に用いられた。 【明治時代】
日本勧業銀行(後のみずほ銀行)創立
1901年 この制度がスコットランドヤードにも持ち込まれ、イングランドとウェールズで指紋を用いた犯罪捜査が始まった。 【明治時代】
田中正造が足尾銅山鉱毒事件について明治天皇に直訴
 

この年代から日本の指紋の歴史が始まりました。

 

1903年 【明治時代】
ドイツの警視総監ロッシェル博士が考案した指紋の分類方式が世界の主流となり、その方式が日本に伝わった
1906年 【明治時代】
司法省官僚平沼騏一郎氏が英国で指紋法を学び、監獄の在監者の指紋を採取し、収集整理した
1911年 【明治時代】
警視庁が指紋制度の採用

 

 

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