2019.11.19 鑑定人の日常

鑑定はAIに変わる?

皆様、こんにちは。

11月も後半に入って、日に日に朝晩の気温が下がり、空気も乾燥してきているのを感じると、もう冬は直ぐそこまで来ていると実感します。

ですが、例年の11月後半はもっと寒かった覚えがありますので、そう考えると今年は暖冬なのかな?と冬が苦手な自分は暖冬に期待してしまいます。

 

 

さて、この前テレビを見ていたら、将来的にAIに変わる仕事という内容のニュースがやっていました。
その番組によると今の仕事の49%が将来はAIに変わるそうです。

つまり、約半分もの仕事がAIに変わってしまい、人間の職がロボットに奪われてしまいます。
なんとも恐ろしい話です。

 

では、鑑定はどうなのでしょうか?

 

自分なりに予想してみたところ、まず指紋鑑定は照合業務(2つの指紋が同じであるかどうかを判断する)はAIでもできると思います。しかし、検出業務(物に付着している指紋を確保する作業)は勘と経験が必要なので、AIでは出来ないと思います。

 

でも、筆跡鑑定なんかはプログラムができてしまえば、完全にAIに変わる事ができます。

 

鑑定の世界でもすべてではないですが、AIに変わる部分が大きくあると思います。

何回も何回も繰り返し覚えてきた技術がAIに変わってしまったら、少し悲しい気分になりますね。

でも、人間はAIに勝つように考え方を変えなければいけません。例えば、新しい鑑定技術の開発、ご依頼人により分かりやすい鑑定書にするための編集方法の発案(写真や動画を使う)など、人間にしかできない事に時間が使えます。

 

何より、鑑定は判断をして終わりではないです。判断をしたからには、その結果に責任をとらなければなりません。その証しとして、すべての鑑定書に鑑定人の署名と押印をしています。

 

AIは仕事を素早く正確にこなしてくれますが、責任をとることができません。
そう考えると、鑑定人はまだまだ必要だと思います。

 

これからの時代は、AIに仕事奪われるという考えよりも共存していくと捉えた方がいいですね。

 

齋藤鑑識証明研究所

代表取締役 齋藤 健吾