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人種で違う?指紋の種類

こんにちは! 事務員 山田尚美です。

明日から6月ですね。官公庁などではポロシャツやアロハシャツを着て出勤できるスーパークールビズが始まる月です。スーパークールビズが開始された当初はサラリーマンの皆さんがスーツではなくポロシャツなどを着ているのに何となく違和感がありましたが、今では見慣れた光景になりました。見ている側も涼しげでいいですよね。

 

 

スーパークールビズは2005年から始まり、今年で13年になるようです。もうすっかり夏のイベントとして定着しましたね。そして、ポロシャツ姿の皆さんを見ると今年も暑い夏が始まるな…と覚悟するきっかけにもなっています。

指紋の基礎知識のページでもご紹介していますが、指紋には大きく分けて4種類の形があります。渦状紋・蹄状紋・弓状紋・変状紋の4つ。指紋は必ずこれらのうちのどれかの形をしています。もちろん、種類によって多い、少ないがありますが、振り分けられる割合は人種によって違うというのをご存知でしょうか?

日本人に一番多い形は「渦状紋」です。これは円形や渦巻状の形が特徴で、日本人の約50%はこの形に当てはまります。黄色人種に多い形だそうで、アメリカではその割合が若干少なくなり、約35%がこの形になります。

 

逆に、ヨーロッパやアメリカなどでは「蹄状紋」が一番多い形となります。これは右か左のどちらかの方向に蹄の形をして流れている形が特徴で、日本人の約40%がこの形をしています。アメリカでは約60%、半数以上がこの形に当てはまるのです。

 

 

弓のような形をした「弓状紋」は日本人の約10%、アメリカでは約5%に当てはまる形です。どちらの人種の中でもけっこうレアな形と言えますね。

そして、渦状紋・蹄状紋・弓状紋に属さない、レア中のレアな指紋が「変状紋」。日本人の1%にも満たないとっても珍しい指紋になります。以前ご紹介した「指紋のない人」もこれに含まれるそうです。

 

私の指紋は典型的な日本人の指紋です。いつか、変状紋の方と会いたいと密かな夢を抱いています。

 

※ 詳しい「指紋の種類」はこちらをご覧下さい。

 

齋藤鑑識証明研究所

事務員 山田尚美