鑑定事例

家族の争いを防ぐために遺言書の真偽を確認

※音が出るのでご注意ください

【1.父親の遺言書が見つかる】

専業主婦の高橋さん(仮名)は、お父様を亡くされました。 葬儀が滞りなく終わった数日後に、母親から連絡があり、父親が使っていた机の引き出しから、父親の直筆で遺言書と書かれた封筒が見つかったとの事でした。 遺言書が発見されて高橋さんと母親は、初めての経験であわててしまいましたが、後日、高橋さんの弟も交えて相続人全員で遺言書と書かれた封筒を開封して中身を確認しました。そして今後は、日を改めて相続の内容を取り決めることとなりました。

 

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【2.本当に父親が書いたものなのか】

2回目の話し合いをする前に、父親の生前の言動から遺言書を書き残すとは思えなかった高橋さんは、友人に相談しました。 友人からは自分の父親が亡くなった時に、遺産分割でもめたという経験から、今後の争いが起こらないように遺言書が本当に父親によって書かれたものなのか確認した方が 良いとのアドバイスを受けました。 友人からアドバイスをもらった高橋さんは、インターネットで検索したところ、弊社のホームページが目に止まり、相談することにしました。

 

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【3.真実を確認するためには】

お電話で問い合わせをいただき、遺言書とお父様が生前書かれた手紙などの資料をお持ちになり、弊社へお越しになりました。 鑑定を初めて行うにあたり、高橋さんには、本当に信用できるのか?個人的な話をしても大丈夫なのか?という疑問があり、初めはすこし緊張されているご様子でしたが、直接お会いしてお話したことにより、安心されたそうです。 高橋さんからは、「遺言書が出てきたことによって家族が少しでも疑いを持ち、争いになりたくない。無用な争いを避けるためにも本物かどうか確かめたい」とのお話がありました。

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【4.家族が争わないために】

お預かりした資料の筆跡鑑定を行いました。結果、遺言書はお父様が書かれたものと判断しました。 鑑定結果を高橋さんへ報告したところ、「相続のことで家族が争うのは避けたかったので、今回の結果を伝えれば、納得して相続が進められる」と安心された様子でした。

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