女性オーナーに対する嫌がらせ事案

1 嫌がらせの手紙が届く

40代女性の田中さん(仮名)は、とある県で従業員が30人を超す大型の飲食店を経営していました。

ある日、お店に一通の封書が届きました。この封書には、差出人の名前が書かれていなかったので、あやしい感じがしましたが、とりあえず内容確認のため開封しました。

すると、中には田中さんご夫婦を誹謗中傷する内容の手紙が入っていました。田中さんは、自身が経営する飲食店の従業員と結婚し、今でも経営者と従業員としてご夫婦で働いています。この嫌がらせの手紙を送った人物は、仕事上で二人を疎ましく思っていたようです。というのも、手紙の内容はご主人の出勤シフトが優遇されていて不満に思っているなど、仕事に関するものでした。

 

※ 写真はイメージです

 

2 指紋鑑定の決意

嫌がらせの手紙が届けられ、田中さんは自分の店にこのような不満を持っている人がいると知り、大変ショックを受けました。さらに、手紙に書かれた内容が従業員でないと知り得ない事や文章の酷さから、ご主人が激しく怒ってしまいました。

 

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3 指紋鑑定のご依頼

こんな状況になってしまい、田中さんはインターネットで解決方法を探していると、弊社のHPが目に止まり、指紋鑑定で解決する方法があると知りました。

早速、田中さんから電話をいただきました。事案の内容を聞いて、我々は犯人に心あたりがあるかどうかを訪ねると、全然検討が付かないとのことでした。そして、手紙の内容から、従業員が犯人である可能性が高いものの、容疑対象者は絞れずに従業員30人全員を調査することとなりました。

 

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4 犯人に似ている指紋が発見される

早速、嫌がらせの手紙から指紋の確保と従業員全員分のタイムカードから指紋を確保し、一人一人照合しました。すると、一人の従業員の指紋が嫌がらせの手紙の指紋とよく似ていました。しかし、タイムカードから確保した指紋が不鮮明で完全な照合が出来ないため、一致するとの断定はできませんでした。

我々は、この事実を田中さんに伝えて、この従業員の指紋をもっと追加してほしいとお願いしました。そして、後日にこの従業員のタイムカードが追加して送られてきました。

すぐに指紋を検出すると、今度は鮮明な指紋がたくさん確保できたので、十分な照合ができました。その結果、やはりその従業員の指紋に一致しました。

 

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5 指紋鑑定の結果を報告

この鑑定結果をすぐに電話で田中さんに伝えたところ、「主人は犯人が特定できたので、喜ぶだろうけれど、私は意外な人が犯人だったので、複雑な気持ちです」と言っておりました。

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