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別人の筆跡になる病気

こんにちは!事務員、山田尚美です。

先日、スーパーで手持ち花火が値下げされているのを見て、ついつい買ってしまいました。今年は花火大会に行くこともなく、花火をする機会もなかったため、少し季節外れですが買ってきたその日にさっそく花火をやってみました。

最近の花火は昔よりもカラフルになって火花が出る時間も長くなったような気がします。しかも、私が買った花火の中には花火がよりきれいに見えるメガネがついていて、そのメガネをかけて花火を見てみると、火花が七色に輝いて見えてビックリ!この年齢でもとても楽しむことが出来ました。

 

 

手持ち花火の締めくくりと言えば、線香花火ではないでしょうか。子供のころは友達や家族と誰が一番長く火球を落とさずいられるかを競ったりしました。でもなかなか最後まで落とさないのは難しく、今まで一度も成功したことがありません…。今回も挑戦しましたが、やはり途中で落としてしまいました。線香花火、難しいです。。

少し前に「筆跡で病気が分かる?」という記事を書いたことがありましたが、今回は明らかに筆跡が変わってしまう病気についてご紹介していきたいと思います。

解離性同一性障害、いわゆる多重人格という病気をご存知でしょうか?自分の中に複数の人格がいるこの病は、たまにメディアで特集などが組まれているのを目にすることもあります。別の人格になると性格はもちろん、性別や年齢、趣味、嗜好まで変わってしまうのですが、筆跡も同じように変わってしまうそう。人格によって可愛らしい丸文字を書くこともあれば、がっしりとした力強い文字を書くこともあるなど一目見て明らかに違う文字になるそうです。

 

 

普通、同じ人がわざと違う筆跡に見えるように文字を書いたとしても筆跡鑑定を行うと筆跡をごまかそうとした形跡が分かるのですが、多重人格の人が書いた文字を筆跡鑑定するとその形跡が全く分からないこともあるようです。

筆跡は人が記憶している文字の書き方が表れたものです。それが、一人一人微妙に違っているから人を識別できるのですが、今回のように人格が変わるとその記憶まで変わってしまうので、筆跡も変化してしまい全く分からなくなるのでしょうね。

齋藤鑑識証明研究所

事務員 山田尚美