こんにちは!事務員 山田尚美です。
先日、知り合いの田んぼの田植えを手伝ってきました。暑いくらいの気候とビリビリと肌を刺すような紫外線でしたが、それもまた田植え日和ということで、張り切って田植えスタート!
田んぼの中を優雅にカエルが泳いでいたり、時にはヘビがいたりと驚くこともたくさんありましたが、農家の皆さんの手際の良さと発達した機械のおかげであっという間にどんどん稲が植えられていきます。キレイに並んだ小さな稲は整列しているみたいで何だか可愛らしく思いました。
私は手伝っていたのか、邪魔をしていたのか…何だかなんの力にもなれなかった気もしますが、無事に田植えは終了。秋の稲刈りが楽しみです。
指紋について、何度もお話ししましたが、同じ指紋を持っている人はいません。それが親子であっても兄弟であっても一卵性の双子であっても形は違います。血のつながりがあると紋様は似ている場合が多いのですが、きちんと区別がつきます。
では、自分と同じ人間である「クローン人間」を作り出した場合はどうなると思いますか?
クローンとはDNAや細胞、生体などのコピーのことです。そのため、クローン人間は元の人間とまったく同じ遺伝子を持ったコピー人間ということになります。
そう聞くと、クローン人間とその元となった人間は姿・形がまるきり一緒だと思うかもしれません。しかし、遺伝子が指紋の形成をすべて決めているわけではありません。子宮内での胎児の位置や羊水などの環境要因の影響を受けると考えられているため、たとえ同じ遺伝子だとしても指紋は同じにならないそうです。
いつの日か、クローン人間が作られる日が来るかもしれません。その時でも指紋を確認すれば一発で本人と別人だと区別することができるのです。
齋藤鑑識証明研究所
事務員 山田尚美