ブログ

指紋の成り立ち

こんにちは!事務員 山田尚美です。

先日、自宅のパソコンの調子が悪くなり、電源を入れてもログインできない状態になってしまいました。スマートフォンで原因を調べて必死に直そうと悪戦苦闘すること数時間…。初期化をすることでどうにかこうにか使える状態までになりました。

最近はスマートフォンでネット検索ができるため、パソコンが無くても困らないと思っていましたが、いざ使えなくなるととても焦るものですね。

初期化したことで後から入れたソフトがすべて消えてしまったのが悲しいですが…使えるようになっただけでもありがたいと思いつつ、もう少しパソコンを労わってあげなければと感じた出来事でした。

以前にもご紹介しましたが、人間の指紋はお母さんのお腹の中にいるときに作られます。

妊娠した直後は小さな卵だった赤ちゃんも少しずつ人の形になっていきます。妊娠初期の段階で手足ができ始めますが、初めはまだ指は無く、マッチ棒のような突起があるだけの状態です。それから少しずつ指が形成されていき、妊娠9週目あたりには指が1本1本が分かれて指紋もでき始めます。

妊娠9週目というと、お腹の赤ちゃんの大きさは3cm前後でまだとっても小さいのですが、もうしっかりとした指や指紋が作られているなんて驚きですね。

 

 

その後、どんどん指も長くなり、赤ちゃんらしい体つきに成長していきます。そして、妊娠5か月ごろ(16週目あたり)、お腹の赤ちゃんはまだ17cm前後ですが、指の指紋が判別できるようにまでなります。

小さな指に小さな指紋があるのを想像すると、なんだかとても可愛らしいです。

 

 

お腹の中にいるときから指紋が判別できるなんてすごいですよね。もう少しエコー検査の機械の精度がよくなったら、赤ちゃんの指紋の写真をもらえるようになるかもしれませんね。

 

齋藤鑑識証明研究所

事務員 山田尚美