破損痕からわかること

物が衝突すれば、ぶつかったところは破損されます。この部分から現場でなにが起こったのかを特定していきます。 破損痕から主に以下のような事が分かります。

【破損痕からわかること】

  1. 生成器の特定
  2. 生成過程の特定

1.生成器の特定

まず、生成器とは、その破損が起こった器具の事です。つまり、何で破壊されているかという事です。

これの特定は、始めに破損の大きさを特定します。破損をしているのは、物体の表面ですので、破損部分の面積を特定できます。 次に、破損の深さです。破損する時に生成器はどこまで深く入っていったかを特定します。

この二つから、生成器の打撃部分がどのような形をしているかが分かります。 その打撃部分の形から何の道具で破壊されたかを予想して、実際に検証してみるのです。そのようにして、ぴったりと一致すれば生成器が特定できます。

2.生成過程の特定

生成過程とは、どこから、どのようにして物を破壊したか、という事です。

まず、どこから衝突があったのかを特定するには、破壊角度を計測するのが重要です。 例えば、弾痕のように衝突した物体にめり込むようなものは、入弾角度を算出すれば、どこから撃たれたのかが分かります。

さらに、その角度から衝突が起こるには、どの位置からどのような体勢で衝突があったのかを推察します。こうして、何が、どのような角度で、どのようにして、物にぶつかったのかを特定していきます。