現場痕跡鑑定とは

どんな事件や事故にでも現場というのは必ず存在します。事件・事故の現場では、人の移動や物の衝突が起こり、 様々な痕跡が残されているのです。現場痕跡鑑定とは、それらの痕跡から現場では何が起こったのかを明らかにすることを言います。

現場の活動

例えば、窃盗の事件現場は、大きく分けると、進入口、物色状況、逃走経路に区分されます。それぞれの現場から変化した箇所を探し出し、 犯行の痕跡であるかどうかを見極めます。現場には、それこそ様々な痕跡があり、中には、家族や出入り業者など、事件に関係ない人が残した痕跡もあります。 なので、その都度、被害者に状況を確認をして、犯行時に付着したものかどうかを判断し、採取活動に入ります。

そして、現場の観察をするにあたり、人が動けば進入から逃走までの痕跡が必ず存在するという強い意志を持ち、犯人の気持ちになってシミュレーションをすることが大切です。

ときには、床を這いつくばって観察したり、高所の確認をしたり、あるいは植物の枝折れや踏み倒しも発見します。 すると、普段では見えない痕跡がたくさん出現するのです。