現場痕跡の種類

事件・事故現場には様々な種類の痕跡が出現しますが、大きく分けると擦過痕、破壊痕、液体痕の3つに分かれます。

現場痕跡の3分類

  1. 擦過痕
    擦過痕とは、物と物とが擦れたり、接触した際に残る痕跡のこと
  2. 破壊痕
    破壊痕とは、物と物とが衝突や打撃などによってできた痕跡のこと
  3. 液体痕
    液体痕とは、液体が物体に落下したり、付着した時にできた痕跡のこと

1.擦過痕の種類

現場に現れる擦過痕は、実に様々な種類があります。ここでは、いくつかの種類を簡単にご説明します。

擦過痕の種類

  • 車体痕-車、バイク、自転車などを壁に擦ってできた痕跡
  • 払拭痕-雑巾などの拭いた痕跡
  • ひきずり痕-家具などを引きずってできた痕跡
  • 布目痕-ガラスなどに付いた、シャツ、セーター、スーツの布目の痕跡
  • 手袋痕-手袋で触った後の痕跡、軍手、ドライバー用手袋、礼服用手袋、ゴム手袋がある

2.破壊痕の種類

次に、破壊痕の種類を性質別に分けて簡単にご説明します。

擦過痕の種類

  • 衝突痕-物体がぶつかってできた痕跡
  • 弾痕-拳銃、散弾銃、ライフルなどの弾がぶつかってできた痕跡
  • 切創痕-刃物などでひっかいてできた痕跡
  • 殴打痕-金属製などの堅いもので叩いてできた痕跡
  • 断裂痕-布や紙などを引き裂いてできた痕跡
  • 樹木の破傷痕-木の枝を破壊した痕跡

3.液体痕の種類

次に、破壊痕の種類を性質別に分けて簡単にご説明します。

液体痕の種類

  • 血液痕-俗に言う血痕のこと。血液による点状の飛沫、接触した痕跡
  • 油類痕-油類、ガソリン、灯油が付着した痕跡