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指紋の豆知識 その4 ~指紋のない人は存在するのか!?~

こんにちは!事務員 山田尚美です。

先日、久しぶりに東武ワールドスクウェアに行ってきました。実物の1/25サイズで精巧につくられた展示物にびっくり!今は無きワールドトレードセンターがあったり、新たに東京スカイツリーが出来ていたり。ヴェルサイユ宮殿、ピサの斜塔、万里の長城、鹿苑寺金閣…数多くの歴史的建造物をゆっくりと眺めながらちょっとした世界一周旅行の気分が満喫できました。

 

子供のときに行ったきりなのですが、何となく眺めていたあの頃より、大人になって建造物の価値を知った今のほうが楽しめる施設かもしれませんね。

 

 

一生変わることなく、二つとして同じ形をしているものはない指紋。指紋の基礎知識のページでも紹介しておりますが、指紋は滑らずに物をつかむために必要であったり、触ったものを感知し、重さや温度などの必要な情報脳に伝えるといった働きがあります。

 

生活する上でとても大切な役割を持つ指紋ですが、実は生まれつき指紋が存在しない人達がいるのをご存じでしょうか?指紋がないことにより入国時に必要な指紋が取れないため、国境通過に時間がかかることから「入国遅延病」とも呼ばれています。指紋がない原因は何なのか。

 

学者が研究し、たくさんのDNAを調査したところ「SMARCAD1」と呼ばれる遺伝子に変異がみられることが分かりました。この変異が胎児の指紋形成に影響を及ぼし、先天的に指紋を欠如させてしまうのです。もちろん、これはとても珍しい遺伝性の疾患で、世界でも数家系でしか確認されていません。

 

この生まれつき指紋がない珍しい疾患を調べたことにより、指紋について謎とされていたメカニズムがまた一つ解き明かされました。
指紋が研究されてから400年以上が経っていますが、いまだに新たな発見があるなんて、指紋って奥が深いですね。

 

齋藤鑑識証明研究所

事務員 山田尚美