2016.11.02 勝手に言わせてくれ

逮捕の要件

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令状主義

だれかを逮捕するには、基本的に裁判所が発行した逮捕状が必要です。
逮捕状の請求は、疎明資料と言って完全に犯人であるという証拠がなくても、 犯人と疑うに足りる相当な理由と逮捕の必要性があれば裁判所は逮捕状を発行してくれます。
このように、令状がないと逮捕できない事を令状主義といいます。

 

なぜ逮捕するのか?

では、なぜ逮捕するのでしょうか?皆さんは何となく「犯人だから刑務所に入れるために捕まえる」という事は知っているのではないでしょうか。
実は、逮捕する目的はそれ以外にもいろんなものがあります。

① 強制的に取り調べをするため
② 証拠隠滅の防止
③ 逃走の防止
④ 自殺の防止

 

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逮捕の種類

逮捕と言えば、警察官が犯人に手錠をかけているシーンを想像すると思いますが、実はその他にも逮捕するシュチュエーションがあります。中には、一般の人が犯人を逮捕する場面もあります。

【通常逮捕】

著しく犯罪の疑いがある人物がいる場合、捜査機関はあらかじめ裁判所から逮捕令状の発付をうけて、その人物の身柄を拘束します。

【緊急逮捕】

例えば現場から犯人が逃走し、一斉に緊急配備や駅・高速道路に捜査機関が張り込みをして、犯人を発見した場合、逮捕に緊急を要するため、事前に逮捕状の発付がなくても犯人を逮捕することができます。
但し、この場合は、逮捕した後に裁判所へ逮捕状を請求し、発付して貰わなければならず、もし、逮捕状が発付されない時は、犯人を釈放しなければなりません。

【現行犯逮捕】

犯行を犯している所、もしくは犯行を終えた直後を目撃した場合、逮捕状がなくても逮捕することができます。また、現行犯逮捕は捜査機関でなく、一般の人でも逮捕できます。これを「常人(一般人)逮捕による現行犯逮捕」と言います。