2015.08.11 勝手に言わせてくれ

指紋から分かること:人の行動が分かる

指紋は、ご存知のように、親指を別にして4本が長さと太さを違えて並んでいます。 現場指紋もこの特徴にしたがってそのままの状態で採取され、その痕跡からいろいろな推定ができます。

指紋の分析

例えば、オフィスに重要書類が社員の何者かに、コピーをとられたかもしれない。 早速、重要書類から指紋を検出して、そこから触った人物を特定し、事情を聞いて見ると、 「書類をファイリングしただけで、中身をだしてコピーをとった訳ではない」という話しであった。

このような場合、部屋の中や紙から指紋を検出して、その指紋の形や付き方から、次のような事実を確認することができるのです。

  • 右手であるか、左手であるか、そのどの部分か
  • どんな姿勢のときについたのか
  • 力の入った方向はどっちか
  • 指紋がついた圧力はどのくらいか
  • 濡れている手か、乾いていたのか
  • 血液や泥などの異物はついているか

分析結果の読み取り

この事実がわかったら、ここから何を読み取るのか、が大切です。 犯行の手口や人の動きを想像して、これらの現象をつき合わせていくのです。 その時に重要なのが「自然さ」です。そんな難しく考えることはなく、人間の自然な動きや物の持ち方を頭でシュミレーションしながら見ることです。 真実であるならば必ず自然とつじつまが合うものです。

その過程で無理な想像や違和感を感じる場合は、想像している事と真実が違っているのです。 その時は、もう一度はじめに戻って、観点を変えてシュミレーションを行うことが重要です。