2018.05.14 ニューススナイパー

新潟 小学2年生女児殺害事件 

今月の7日、新潟県で小学校2年生の女の子が殺され、遺体を線路に遺棄された事件が世間を騒がせました。まだあどけなさの残る女の子に対する卑劣な犯行に衝撃を受けた人も多いのではないでしょうか。
私も可愛い盛りの女の子を殺した上に、偽装工作なのか、証拠拠隠滅のためなのか、遺体を電車に轢かせるという恐ろしい所業に怒りがこみ上げました。突然、大切な子供を奪われた挙句、その遺体までもが無残にも傷つけられてしまうなんて…。ご家族の気持ちを考えると胸が痛みます。

 

そして、懸命な捜査の結果、本日の午前中の速報で重要参考人の20代の男性から事情を聴いていると発表がありました。
まだ犯人と断定したわけではありませんが、捜査に進展があったことは喜ばしいですね。

今回の事件で、線路やランドセルに家族以外の指紋が見つかったとニュースで報道されました。家族以外の指紋ということで、犯人の指紋の可能性があるものですが、このように指紋が見つかった場合、警察はどのように捜査を進めていくかを少し説明したいと思います。
まず、見つかった指紋と保管されている前科者の指紋を照合します。そこで適合すれば犯人が確定となりますが、適合しなかった場合は前科がない人の指紋ということになります。

前科者の指紋との照合は事件発生から2日程度で終わります。今回は、事件発生から重要参考人を特定するまでに1週間が経過していましたので、前科者ではなかったと思います。

そして次の捜査は、近所へ聞き込み等を重ねて素行の悪い人や事件当時のアリバイがない怪しい人の指紋を提供してもらって照合をしていくのです。

 

今回の事件は何が決めてで重要参考人となったのかはまだ分かっていませんが、指紋が重要な証拠となることでしょう。
この非道な事件が一刻も早く解決するように祈っています。

齋藤鑑識証明研究所
事務員 中村有紀