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筆跡鑑定で歴史上の人物の書簡を判定

こんにちは!事務員、山田尚美です。

先日、スーパー銭湯に行ってきました。大きなお風呂で足を伸ばして何度も入るのって本当に気持ちがいいですよね。ぬるめのお風呂に入りながらボケーっとしていると時間が経つのも忘れてしまい、いつの間にかのぼせ気味になってしまいます。笑

温泉に入るといつもよりもお肌がツルツルすべすべになるし、色々な効能のお湯に浸かるとなんだか健康になった気がしますよね。

 

 

そして、お風呂の醍醐味は上がった後のビン牛乳!一気に飲み干して火照った身体に染み渡るのがなんともいえません。パック牛乳が主流になった今でも変わらず銭湯にあるのが嬉しいです。ただ、変わったこともあります。私が子どものときはビン牛乳の蓋は紙で出来ていて、千枚通しで突き刺して取っていましたが、今はきちんとプラスチックでできています。危なくないし、子供でも簡単に取ることができて便利です。時代の流れですね。

数日前のニュースで薩摩藩士の西郷隆盛直筆の書簡が福井県立歴史博物館で初公開されると報道されていました。この書簡は福井藩士の村田氏寿に宛てたもので、西郷が29歳の時に書かれたもののようです。

この書簡に限らず、歴史上の有名な人物が書いたとされる書物は、本人が書いたかどうかを専門家が筆跡鑑定を行い、きちんと判定しているものが多いです。この書簡の場合では、西郷隆盛が沖永良部島へ島流しとなった後、書家の川口雪篷から学んだため、書体が丸みを帯びてくるみたいで、きちんと本物であると証明されたそうです。

 

 

歴史上の人物が書いた書物を本物かどうか判断するには他にも様々な要素を確認することもあるでしょうが、筆跡鑑定が一役買っているとはなんだかロマンを感じますね。西郷隆盛だけではなく、色々な有名人の文字を見てみたいなぁと思う今日この頃です。

齋藤鑑識証明研究所

事務員 山田尚美