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指紋が消える!?

○指紋が消える 手湿疹!?

今回は、秋から冬にかけて起こりやすい、指紋が消える「手湿疹」について書いていきたいと思います。

 

手湿疹とは、手に触れる物質の刺激や水仕事等により、手の皮膚の表面の脂質が減少して起こる手のひらや指の皮膚炎のこと。水仕事によって起こりやすいことから主婦湿疹とも呼ばれています。症状によって「乾燥型」と「湿潤型」の2つのタイプに分けられます。

指紋により影響するのは「乾燥型」の方で、手荒れや乾燥から始まり、ひどくなると皮膚が硬くなってひび割れが起こり、痛みが生じたりします。皮膚がカサカサしすぎて「指紋が消える」といった症状も見られます。

 

手湿疹は人によっては1年中発症する方もいますが、多くは空気が乾燥する秋から冬に悪化します。水仕事をするときはしっかりと手袋を使用したり、こまめにハンドクリームを塗ったりするとある程度は防ぐことができるそう。

しかし、しばらく治らなかったり症状がひどい場合は皮膚科の医師に相談するのが大切だそうです。

 

家事をきっちりこなす方に多いと言われる手湿疹。

手湿疹のせいで指紋認証が通らないなんてこともあるみたいなので、注意が必要ですね。

 

〇指紋が消えやすい職業がある?

皆さんは職業によって指紋が消えてしまうことがあるのをご存知ですか?

よく聞く職業は「美容師」。カラーやパーマなどで薬品を扱いますし、洗髪は水仕事です。どうしても手荒れがしやすく、指紋が消えてしまう方が多いようです。

 

次に「看護師や医師などの医療従事者」。少し意外に思う方もいるかもしれませんが、医療従事者は感染予防のために手洗いをよくします。アルコール消毒も欠かせません。そのため、指紋が消えてしまう場合があるようです。

他にも紙幣を扱うことの多い「銀行員」や少し前に小説で有名になった職業「辞書の編集者」も紙幣や紙をめくることが多いため摩擦などで指先の指紋が無くなってしまうそうです。

 

指紋が消えてしまうのは個人差がありますし、必ず無くなってしまうわけではないようですが、手を酷使する職業だと消えてしまう可能性が高いのですね。